今回は、USB型スティックWi-Fi「ecoco」(イココ)の料金やチャージ方法、支払い方法を解説します。
料金は非常にシンプルで、オススメなチャージの考え方も紹介していきます。
チャージ方法や支払い方法も含め、ecocoを使い始める方だけでなく、すでに利用している方にも役立つ内容です。
是非、ご自身に合った使い方を探していきましょう。
なお、本ページに記載している内容は、2024年11月時点のものです。
情報の更新は心がけていますが、正確な最新情報は公式サイトをご覧ください。
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当ブログでは、他にも口コミや通信速度など、ecocoに関する様々な情報をまとめています。
そちらも併せてご覧ください。
ecocoの料金一覧
まず、ecocoの料金を解説していきます。
ecocoでかかる料金は、大きく以下の3種類に対する料金に分けられます。
ecocoには契約がないため、これ以外の月額料金や解約手数料などはかかりません。
3つの料金体系について、それぞれ詳細を見ていきましょう。
ecoco本体+通信量セットの料金:初めて利用する方はこちら
1つ目、ecoco本体と通信量がセットになったものです。
初めて利用する方は、まずecoco本体を購入する必要があります。
セットになっている通信量は2種類用意されていて、それぞれの料金は以下の通りです。
プラン名 | スタンダードプラン | 大容量プラン |
---|---|---|
セット内容 | ecoco端末+通信量 | ecoco端末+通信量 |
通信量 | 10GB | 100GB |
通信量有効期限 | 365日 | 365日 |
料金(税込) | 19,980円 | 23,980円 |
端末はミッドナイトブルー、グレーの2色から選ぶことができ、これらに料金の違いはありません。
少し検索を行う程度の通信量が欲しいだけであれば、10GBのスタンダードプランで事足りるでしょう。
もし足りなくなってもチャージで通信量を増やせるので、不足の心配はいりません。
ですが、後述する通りチャージにもお金はかかるため、10GB以上使うことが分かっている場合は最初から大容量プランがオススメです。
ecoco国内用通信量のチャージ料金:端末を持っている方はこちら
2つ目、ecocoの通信量をチャージする時に料金がかかります。
すでに端末を持っていれば、こちらで通信量をチャージし、そのまま使い続けることが可能です。
容量のレパートリーは多く、適切な容量を選択することで無駄なく使うことができるでしょう。
チャージ容量には有効期限が2種類用意されていて、30日と365日があります。
同じ有効期限なら一度にチャージする容量が大きい方が、同じ容量なら有効期限が短い方が、1GBあたりの料金が安くなります。
容量、有効期限ごとのチャージ料金は以下の通りです。
容量 | 有効期限365日 | 有効期限30日 |
---|---|---|
300GB | 18,980円 | – |
200GB | 13,480円 | – |
100GB | 7,480円 | 4,980円 |
50GB | 5,980円 | 4,380円 |
30GB | 4,980円 | 3,980円 |
10GB | 3,980円 | 1,980円 |
5GB | 1,980円 | 980円 |
200GBと300GBは、有効期限365日のみ用意されています。
参考までに、各容量、有効期限における1GBあたりのおよその金額も出しておきましょう。
容量 | 有効期限365日 | 有効期限30日 |
---|---|---|
300GB | 63.3円/GB | – |
200GB | 67.4円/GB | – |
100GB | 74.8円/GB | 49.8円/GB |
50GB | 119.6円/GB | 87.6円/GB |
30GB | 166円/GB | 132.7円/GB |
10GB | 398円/GB | 198円/GB |
5GB | 396円/GB | 196円/GB |
コスパだけで考えれば、100GBの有効期限30日が最もコスパが良くなります。
ですが、コスパだけを重視すると過剰にチャージしてしまう可能性もあり、結局は自分に合った容量を選択することが大事です。
1GBあたりの金額は、あくまで目安として考えましょう。
ecoco海外用通信量のチャージ料金:海外で利用する方はこちら
ecocoは、事前に専用のデータチャージを行うことで、海外でも利用することができます。
データは、その通信を行うエリアごとに用意されています。
エリアは大きく以下の3段階用意されていて、旅行や出張などの予定に合わせて購入することができます。
- 全世界共通(公式サイトではエリア共通に含まれる)
- エリア共通
- アジア諸国
全世界共通は文字通り、対応している地域全体で使うことができる容量です。
エリア共通は、例えばアジアやヨーロッパ、北米などの単位で用意されていて、それぞれのエリアに対応する地域で使用可能。
アジア諸国は、韓国や中国、シンガポールなど各国に対応していて、購入した国での利用が可能です。
料金はそれぞれで細かく異なるため、公式サイトで確認してみましょう。
詳しくは別記事で解説しているので、そちらも併せてご覧ください。
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ecocoのオススメな容量チャージの考え方
ここで、オススメな容量チャージの考え方を紹介していきましょう。
最も安くなる買い方を厳密に計算しようとするとかなり複雑になるため、傾向として安くなりやすい考え方を見ていきます。
普段1ヶ月あたりどのくらいデータ容量を使用しているかを確認し、それを12倍して1年間あたりの通信量を算出しておいてください。
その結果で、以下のパターンに分けました。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
ecocoオススメ容量チャージパターン1:年間の通信量が300GB以下の場合
年間の通信量が300GB以内の場合、有効期限365日のデータ容量を1回購入するのが安いです。
ラインナップの容量より若干少ない通信量を使う予定なら、迷うことはないでしょう。
最後で少しだけ足りなくなっても、早めに次の期間分を購入すればOKです。
また、例えば75GBのように大きく超える場合は、少し有効期限切れの容量が出てしまいますが、上位の容量をチャージしましょう。
60GBのように少し超える場合、実は以下2パターンであまり料金に差は出てきません。
- 下位(50GB)をチャージ→無くなったらチャージ
- 上位(100GB)をチャージ→有効期限が切れたらチャージ
この2つは支払うタイミングが異なり、トータルで見た時にどちらが安くなるかもタイミングによって変わります。
いくつか具体例を見てみましょう。
まず、普段はLINEなどメッセージのやり取りや軽い調べもの程度するだけで、月2GBで十分といった場合。
この場合、年間にすると24GBで、少し余りますが365日期限の30GBを購入するのがいいでしょう。
参考までに、チャージ料金のみを月額にすると、およそ415円となります。
少し通信量が増え、月5GB欲しいといった場合は、年間必要な通信量は60GBになります。
上に出した通りで、通信量が足りずに使えなくなるリスクを抑えたければ、365日期限の100GBがオススメです。
ちょうど端末とセットの容量でも365日期限の100GBがありますが、これを購入することを考えると、初年でも月額2,000円程度、二年目以降はなんと約624円まで下がります。
5年間同じ使い方を続けるとした場合、端末代込で総額で53,900円、月額あたり約900円という安さで使うことが可能です。
ecocoオススメ容量チャージパターン2:年間の通信量が300GB以上、900GB以下の場合
年間300GBを超える場合ですが、900GBあたりを境にオススメな買い方が変わります。
年間900GB以下の場合、365日期限の300GBを使い切るごとにチャージするやり方がオススメです。
例えば年間800GB(月間およそ67GB)使うと仮定すると、20ヶ月以上利用することで365日期限300GBの方が安くなります。
当ブログ管理人の月間通信量が60GB弱、年間約700GBなので、参考までにこれで試算してみましょう。
端末代は初年度に分割すると仮定して計算すると、月額料金は5,200円弱。
二年目以降は通信量のみになり、月額換算すると約3,700円に落ち着きます。
ecocoオススメ容量チャージパターン3:年間の通信量が900GB以上の場合
5年間使うとした場合、年間900GB付近は、365日期限の300GB、30日期限の100GBどちらが安くなるかがタイミングによって変わってきます。
ここでどちらを選ぶかは、チャージ回数の手間などを重視するのがいいでしょう。
明確に30日期限100GBの方が安いと言えるのは、年間950GBを超えた場合です。
月額料金はシンプルに毎月30日期限100GBを購入することになるため、4,980円となります。
ですが、ここに入る場合の月の通信量はおよそ80GB程度、ここまで通信するのであれば使い放題プランがあるサービスの方がオススメです。
30日期限100GBの容量は、常に使うというよりも突発的に通信量が増えた時に使うものと考えておいたほうが良さそうですね。
…と色々なパターンで見てきましたが、ecocoはいつでも通信量をチャージできるのが強みです。
別の容量が良かったとなった場合でも、次回からそちらを購入すれば済みます。
気軽に試せるのが大きなメリットの1つなので、一度決めてチャージしてみるのもいいでしょう。
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ecocoのチャージ方法
ここまで容量の選び方を見てきましたが、実際のチャージ手順も紹介していきましょう。
なお、初回の端末購入時もシリアル入力以外は同じ手順で可能なため、初めての方も参考にしてください。
まず、公式サイトでチャージしたい有効期限、容量を選択します。
すると購入ページに遷移し、シリアルナンバーの入力を求められます。
本体の裏面を外すとシリアルナンバーが書かれているため、それを入力し、カートに入れましょう。
端末購入の場合、製品購入ページで本体の色とセットの容量を選択し、同様にカートに入れます。
その後購入ページに進み、メールアドレスや住所、支払い方法を入力して確定すれば購入できます。
あるいは、かんたん決済にある決済方法なら、ここで選択することもできます。
チャージの場合、決済完了から最大10分程度で端末に反映されます。
24時間365日いつでもチャージできるため、急に通信量が無くなっても対応できます。
上でも書きましたが、ecocoは契約が無いため、カンタンに購入できるのが嬉しいポイントですね。
なお、公式アプリからも同じくチャージが可能です。
容量の確認もできるため、ecocoを使う場合は是非ダウンロードしておきましょう。
シリアルナンバーとは、製品や物品を個別に特定するための固有の番号や英数字列のことです。
例えばお札には記番号があり、同じ種類のお札にはすべて異なる番号が割り振られています。
これによって、どのお札かを1枚単位で識別できます。
シリアルナンバーも同様で、製品を1つ1つ特定できるようにするためのものです。
ecocoの場合、このシリアルナンバーは、チャージした容量をどの端末に反映するかを特定するために使われています。
そのため、シリアルナンバーの入力を間違えると、正しくチャージされない恐れがあります。
チャージの際は、入力を慎重に行いましょう。
ecocoの支払い方法
ecocoの支払い方法は、以下の通りです。
- クレジットカード決済
- コンビニ払い
- 銀行振込
- Paidy(あと払い)
- ApplePay(iOSのみ)
- GooglePay
- PayPal決済
- ペイジー決済
- PayPay
- Amazon Pay
- atone 翌月払い(コンビニ/口座振替)
かなり豊富な支払い方法があるため、基本的に困ることはないでしょう。
また、クレジットカード以外にも色々な方法があるため、なんらかの事情でクレジットカードが作れない人でも購入できるのは嬉しいですね。
クレジットカードは、JCB、VISA、Master、AMEXに対応しています。
ただ、デビットカードやプリペイド、あるいは海外発行のクレジットカードは使うことができません。
入力した時に登録できても、その後の決済でエラーとなることがあるため、これらに該当するクレジットは使わないようにしましょう。
なお、繰り返しですが、公式サイトでチャージ容量を購入する場合、シリアルナンバーが必要になります。
間違えると正しくチャージされないため、注意して入力するようにしてください。
ecoco(イココ)の料金、チャージ方法、支払い方法まとめ
今回は、USB型スティックWi-Fi「ecoco」(イココ)の料金やチャージ方法、支払い方法を解説しました。
初めての方は端末(+容量)の購入が必要、すでに端末を持っていれば通信量のチャージが可能です。
通信量のラインナップも豊富で海外での利用も可能、自分に合った選び方をしてみてください。
その他の月額料金や解約金もかからないため、安心して使い続けられます。
端末、通信量チャージともに公式サイトから可能で、チャージに関しては公式アプリからも簡単に購入することができます。
是非、ライフスタイルに合った使い方をしていきましょう。
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