「Broad WiMAX」の通信制限は?遅い時の対処法5つも紹介します!

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今回は、Broad WiMAXの通信制限について紹介していきます。

先に結論ですが、Broad WiMAXで現在契約できるプランは、スタンダードモードであれば原則制限がありません

ですが、短期間に大量の通信を行った場合、制限がかかる場合があります。

そこで、本記事ではBroad WiMAXの通信制限通信量を抑えるためのポイント遅いと感じた時の対処法を紹介していきましょう。

通信制限についての内容はBroad WiMAXに限らず、WiMAX回線全般で言えることです。

他の回線を使っている場合でも、是非参考にしてください。

なお、本ページに記載している内容は、2025年2月2日時点のものです

情報の更新は心がけていますが、正確な最新情報は公式サイトをご覧ください。

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Broad WiMAXの通信制限を、モード別に紹介!

Broad WiMAXには、通常のスタンダードモードと、より広範囲で通信が可能な有料オプションのプラスエリアモードがあります。

それぞれで通信制限が異なるため、分けて詳細を見ていきましょう。

スタンダードモード:基本的には通信制限なし

スタンダードモードの場合、基本的に通信制限はありません

以前はあったのですが、2022年2月1日から撤廃され、今契約できるプランは原則無制限で使えるようになりました。

ただ、一定期間に大量通信があった場合、混雑時の通信速度が制限される場合もあります

いくら使っても絶対に制限されない、というわけではないため、そこは認識しておきましょう。

どの程度の通信で制限されるかや、制限された場合どのくらいに制限されるかも記載がありません。

心配であれば、後述するポイントを押さえ、無理のない範囲で通信量を節約したいですね。

プラスエリアモード:月に30GBの通信制限あり

プラスエリアモードの場合、月間30GBの通信制限があります

30GBを超えると、その月の通信速度が送受信ともに最大128kbpsにまで落とされてしまいます

翌月1日まで解除されないため、普段からプラスエリアモードでの利用を検討する場合は30GBを超えないよう気を付けてください。

なお、プラスエリアモードで制限がかかっても、通常のスタンダードモードに影響はありません。

また、プラスエリアモードは有料のオプションで、有効にした月は1,100円(税込み)が月額料金に加算されます。

費用を抑えたい場合は、そもそもプラスエリアモードを使わないようにしましょう。

備考:昔のプランを継続している場合、制限がかかることも

上記で紹介した内容は、今から新しく契約できるプランについてでした。

過去契約し、そのまま継続して利用している場合プランによっては制限がかかることもあります

契約書類などをチェックし、今のプランがどうなっているかを確認しておきましょう。

必要に応じて、新しいプランへの変更や乗り換えなども検討してみてください。

Broad WiMAXの通信制限を避けるための5つのポイント

基本的には通信制限のないBroad WiMAXですが、上にも書いた通り、絶対ではありません

短期間の大量通信による制限の可能性はあり、それは避けたいところ

実際に検証した方によると、1日160GBという大容量でもこの制限はかからなかったようです。

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しかし、状況によって制限される容量が変わる可能性もあり、心配な方もいるでしょう。

あまり厳しい節約は折角の無制限を活かせないので、以下5つのポイントで無理なく通信量を抑えてみましょう

  • フリーWi-Fiが使えるところでは、積極的に使う
  • 各種アプリケーションの設定を見直す
  • クラウドストレージとの通信を見直す
  • スマホ、PC自体の節約機能を使う
  • これまでの通信量を確認し、使い方を見直す

それぞれ、詳しく見ていきます。

ポイント1:フリーWi-Fiが使えるところでは、積極的に使う

外出時、カフェなどではフリーWi-Fiが使える場所も増えています。

そういった場所では、フリーWi-Fiに接続することで通信量を抑えることができます

ただし、過剰な通信は行わない、決済も行わないなどの注意点も。

マナーを守りつつ、使わせてもらいましょう。

ポイント2:各種アプリケーションの設定を見直す

普段使っているアプリケーションそれぞれについて、設定を見直すことで容量節約に繋がることも

例えば…

  • YouTube、Netflixなどの動画ストリーミングで、画質を落とす
  • Spotify、Apple Musicなどの音楽ストリーミングで、音質を落とす
  • X(旧:Twitter)、InstagramなどのSNSで、動画の自動再生をオフにする
  • アプリ全般で、バックグラウンド更新をオフにする
  • などなど

こういった設定で、容量が節約できます。

参考までに、YouTubeで画質を1080Pから720Pにすると、通信量はおよそ半分になります。

これだけでもかなりの通信量削減になるため、画質が気にならなければ1段階低くしてみましょう。

その他、動画や音楽を事前にダウンロードできるのであれば、ダウンロードしておくのも有効です。

ポイント3:クラウドストレージとの通信を見直す

iCloudやOneDriveなどクラウドストレージとの通信も、見直すと改善できることがあります

例えば、iPhoneはiCloudに様々な情報をアップロードできます。

写真をクラウド上に保存したり、あるいはiPhone自体のバックアップを取ったりもできる優れものですが、その分通信量も必要になります。

PCに有線接続すればiTunesでバックアップが取れるため、必要に応じてやり方を変えてみてください。

ポイント4:スマホ、PC自体の節約機能を使う

スマホやPC自体にも、通信量を抑えるための設定をすることができます

例えば、iPhoneなら各アプリケーションの自動アップデートを切る、位置情報をオフにするなど。

PCの場合、接続するWi-Fiに対して「従量制課金接続」という設定を行うことができます。

これを設定することで、アプリによってはデータ通信量を抑えることができるようになります。

なお、その指定するWi-Fiが実際に従量課金である必要はないため、どんなWi-Fiでも設定可能です。

ポイント5:これまでの通信量を確認し、使い方を見直す

これまで4つポイントを挙げてきましたが、実際の通信量を確認し、使い方を見直すのが一番確実です

上の方法も、例えば普段全く動画を見ない人であれば、画質をいくら落としてもそこまで効果はありません。

今自分がどんな通信をどの程度しているか、その中で無駄なものはないかを調べてみてください。

特に、スマホで使っていないアプリ、更新だけしているなら消すのも1つの手です。

上でも書きましたが、あくまで無理のない範囲で、できることをしてみましょう。

Broad WiMAXの速度が遅いと感じた時の5つの対処法

通信制限がかかっている、かかっていないに関係なく、速度が遅いと感じることもあるでしょう

遅くなる原因は通信制限だけでなく、他にも色々あります。

対処法5つを以下にまとめたので、遅いと感じたら試してみてください。

  • 端末を再起動したり、再接続したりしてみる
  • 端末を窓際に移動させてみる
  • 使用している帯域(2.4GHz/5GHz)を変更してみる
  • 電波が干渉する電子レンジなどから離してみる
  • 端末の近くで利用してみる

対処法1:端末を再起動したり、再接続したりしてみる

1つ目、ひとまず端末の再起動・再接続を試してみましょう

一時的に何かしらの問題が起こっているだけの場合、これで直ることがあります。

手軽にできる操作でもあるため、ちょっと調子がおかしいなと思ったらまず再起動してみてください。

場合によっては、接続しているスマホやPCなどを再起動してみてもいいでしょう。

ちなみに、同じ端末に接続しているスマホやPC全部が遅い場合は、端末側に原因があると考えられます。

再起動を含む、今回紹介する対策を行ってみてください。

逆に、例えばスマホは十分速いけどPC1台だけが遅いような場合は、その遅い1台に問題がある可能性が高いです。

こういった原因の切り分けを先にやると対策が取りやすいため、面倒ですがやっておきましょう。

対処法2:端末を窓際に移動させてみる

2つ目、端末を窓際に移動させてみてください

そんな単純なことで速くなるのかと思うかもしれませんが、端末自体の場所の調節はとても重要です

実際、当ブログの管理人は別のサービスでモバイルWi-Fiを利用しています。

自室の置く場所によっては通信すらまともにできず、窓際の1か所に置けばようやく使える状態に。

特に、近所に新しい建物ができてから遅くなった場合、位置を調節すると改善することがあります。

遅くなったら、できるだけ窓際で、位置を調節して速くならないか試してみてください。

対処法3:使用している帯域(2.4GHz/5GHz)を変更してみる

3つ目、使用する帯域を変更してみましょう

端末自体、あるいは接続しているスマホやPCを確認し、普段使っていない方に変えてみます。

Broad WiMAXで利用できる端末のうちホームルータータイプの場合、接続するWi-Fiが2.4GHz用と5GHz用で分かれています。

モバイルWi-Fiタイプの場合、本体の設定で変更が可能です。

なお、Broad WiMAXで利用できるモバイルWi-Fiには屋外専用の5GHzが用意されていますが、もし用意されていない場合、屋外で5GHzにはしないようにしてください

電波法という法律があり、詳細は総務省のホームページに記載されています。

ちなみに、2.4GHzと5GHzはそれぞれ以下のような特徴があります。

  • 2.4GHz
    • 壁や扉など物理的な障害物に強い
    • 電子レンジ、テレビなどの電波と干渉しやすい
  • 5GHz
    • 電子レンジ、テレビなどの電波と干渉しにくい
    • 壁や扉など物理的な障害物に弱い

これと照らし合わせ、次以降の対処法も併せて行ってみてください。

対処法4:電波が干渉する電子レンジなどから離してみる

4つ目、電子レンジやテレビなど、電波が干渉するものから離してみます

上で書いた通り、特に2.4GHzの電波を使っている場合、干渉によって遅くなりやすいです。

位置を調節する際は、他の家電からなるべく離れたところに置くようにしたいですね。

もちろん、5GHz利用時も干渉しにくいだけで、一切干渉しないわけでもありません。

近いよりは遠い方が改善を見込めるため、置き場所を考えてみてください。

対処法5:端末の近くで利用してみる

5つ目、できるだけ端末の近く、言い換えると障害物を少なくして利用してみてください

こちらは特に5GHz利用時に問題となるポイントで、障害物によって電波が弱まってしまいます。

色々分けて書いてきましたが、場所に関しては普段使っている場所に近い窓際が良いポジションになります。

どうしても窓から遠い場所になる場合、お金がかかりますが中継器を使うのも1つの方法です。

Broad WiMAXの通信制限についてまとめ

今回は、Broad WiMAXの通信制限制限の可能性を無理なく下げる方法遅いと感じた時の対処法をまとめました。

スタンダードモードでは原則通信制限なし、プラスエリアモードでは月に30GBの制限が設けられています。

制限なしは絶対ではなく、短期間の大量通信があった場合には制限がかかる可能性があります。

その対策として無理なく通信量を抑える方法も紹介しましたが、あまり気にする必要はないでしょう。

冒頭にも書きましたが、通信制限はBroad WiMAXに限らず、WiMAX全般で共通した内容です。

Broad WiMAXを検討している場合、公式サイトなどを参照し、他の情報もしっかりと踏まえて考えるようにしてください。

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